with mzk.

聴いた音楽について綴ります。

「Walk」 ROTTENGRAFFTY

Walk

Walk

 

約2年振り5枚目のオリジナルフルアルバム。

 
全12曲入りだが、既に発表されている曲が5曲(内1曲は再録)。この2年間に発売されたアイテムを全て集めている私みたいな熱心なロットンファンからすれば少しボリューム不足に感じた。
まぁ、そんな不満は別にして、内容は文句無しに素晴らしいです。ラウドで攻撃的な楽曲から、2STEPでバリバリ踊れちゃう楽曲、繊細で郷愁感じる楽曲、幅広いラインナップで現段階のロットンの魅力を十二分に感じられます。
 
「This World」、「金色グラフティー」と 代表曲ともなり得る曲をたて続けに連発しておきながら、 まだこんな強力なカード持ってるんかー⁈ と思わずにはいられない、オープニングを飾るM-1「STAY REAL」 。今の勢いを丸々パッケージしたような熱量。ほんとキラーチューン。Aメロにあたるのかな?<♪Break the wall〜>の所の高揚感がほんとたまらん。いっつも聞いててゾクっとする 。間奏のテンポチェンジからDUBへの流れが最高に気持ちいい。KAZUOMIの性癖(才能)が爆発してます。 表題曲M-6「Walk」は、ドラムパターン、キー、サビ裏で流れるシーケンスの音、「マンダーラ」に通ずる所がたくさん見受けられる。 おそらく狙ってこの作りやと思われるが。こういう作り方はなかなか興味深い。NAOKIが作曲したM-7「I & I」、M-10「リンカーネーション」も好きだなぁ。浮いてるわけじゃないけど、雰囲気が少し違う。いいアクセントになってます。
 
 しかし、今後ライヴは楽しみだなー。頼もしい曲がたくさん増えて、ますます強靭なセットリストになりそう。
 
今年結成15年を迎えたROTTENGRAFFTY。
「This World」リリース以降、ゆっくり歩いてるどころか、破竹の勢いで進んでる。
どこまで昇ってく?ピークはまだまだずーっと先?もっと売れてまえ!!
 
 
 
 
 Rate:★★★★・